しつこい鳩からおさらばできるマル秘対策

Pocket



パリの鳩

パリには、ハトがたくさん出没するようになった。外を歩いていると、ハトの糞をあちらこちらに目にする。
路駐をしている車に、これでもかという程、ハト達が粗相をした跡を見かける事がある。可哀想に。車の持ち主が、悪たれをつきながら車を掃除している光景が目に浮かぶ。でも、お金に余裕のある車の持ち主だったら、洗車に行ったついでにお金で解決するんだろうな。そう考えながら、仕事の帰り道、鉄橋の下を歩いてると、ピュっと白い物体が自分の目の前を横切ったのだった。明らかに、私を目がけてやったに違いないだろうとそう思いながら、上を見るとハトと思いっきり目が合ってしまった。 ハトが喋れていたらと考える。「チっ、外したか。」そんな声が聞こた気がした。「もう、去年貢献してあげたのに。恩を仇で返すのか。」と訴えてやりたかった。

そう、去年の夏、あるハトの家族に貢献をしたんです。さて、私はどんな貢献をしたのでしょう。ただ、餌をあげたのではないですよ。餌をあげると入り浸り、あっちっこっちに粗相をし、近所迷惑の種を自ら作るわけがないんです。 事は3年前、友人が引っ越すのでスミレのプランターを譲り受けた事から私と鳩とのやり取りが始まったのです。私は、可愛らしい小さな花のスミレをとっても気に入りました。早速、日当たりの良いベランダへ移し、水をあげました。友人は、「毎日水を上げなくても大丈夫。ほうっておいても育つから気楽に育ててね。春になると、沢山花を咲かせると思うよ」と言ってましたっけ。だけど、貰った花を台無しにしたくはないので、スミレについてウィキペディアで検索。すると、、、

「スミレは、道端で春に花を咲かせる野草。深い紫色の花を咲かせる。地下茎は太くて短く、多数の葉を近出状にだす。葉は根際からでて、少し長めの葉柄があり、すこしやじり形っぽい先の丸い葉をつける。花は独特の形で、ラッパのような形の花を横向きかやや斜め下向きにつける。5枚の花びらは大きさが同じでなく、下側の1枚が大きいので、花の形は左右対称になる。ラッパの管に当たるのは大きい花弁の奥が隆起したもので距(きょ)という。花茎は根際から出て、やや立ち上がり、てっぺんで下を向いて花のラッパの管の中程に上側から着く。平地に普通で、山間部の道ばたから都会まで、都会ではコンクリートのひび割れ等からも顔を出す。」

そうか、私でも大丈夫そう、とちょっと一安心。貰った時は丁度、寒ーい冬だったので、少しだけしかスミレの花を目にできなかった。春が近づくにつれ、小さな芽をだし、スミレのつぼみを目にすることが出来たのです。それから、花を見事に咲かせ、プランターに溢れんばかりのスミレを目にすることが出来ました。どんなに嬉しかったかしれません。「ベランダで花を育て、鑑賞する」とっても和やかな気持ちさせてくれる。自然と触れ合うことはとってもいいものだなと実感しました。その年は無事、花を咲かせ、厳しい冬もベランダの外で乗り切ってくれた、スミレさんに一大事が起こったのです。

とあるハト家族との出会い

翌年の夏、私達家族は1か月間、家を留守にしたのです。フランスの子供達の夏休みは、6月下旬~9月上旬迄と異常に長い。そして、夏休みの他、沢山お休みがあるのです。学校は通常、9月が新学期。10月~11月の間に、1週間半の秋休み。後は、2週間のクリスマス休暇、冬休み、春休みとなり、長い2ヶ月の夏休みで1年修了。
なるべく長く日本へ里帰りをするとなると、やっぱり夏になってしまうのです。夏の里帰り=航空券が高い。だけど、他の休みに行こうとなると、最長で2週間。時差の事も考えなければならないので、日本から帰ってきた翌日にすぐ学校では、子供達も可哀想。少なくても、体を1日、休めてから学校に通わせないと、授業中居眠りしてしまう。そうなると、学校から呼び出しがかかる。この年になっても、学校からの呼び出しは生きた心地がしないですね。我が子の事なのですが、我が身に感じる。「親になって初めて親の気持ちがわかる」といつも思います。それを母に言うと、「あら、やっとわかったのね。」と電話口で笑いながら答える。「孫を持つようになると、また違った気分を味わえるわよ。孫はイイわよ」とよく母は私にいうけど、何がいいのだろうか。母は「かわいがってるだけでいいんだもの。楽なのよ。一切の責任は親がとるんだから。」と子育てを終えた先輩口で話す。そういうものなのだろうか、この楽しみは将来に取っておくとしよう。

夏の日本を満喫してフランスに戻り、1日子供達とゆっくり過ごし、仕事に復帰した私は、スミレさんの事を暫く忘れてしまったのです。「お水をあげないと、、」と思ってベランダに出てみると、素晴らしいではありませんか。一か月も放っておかれたのにも関わらず、花を咲かせてくれていたのです。

その後、仕事も忙しく、子供達の新学期も始まりと、あっと言う間に秋の季節となってしまいました。窓越しにスミレを目にした時、「今年のスミレは終わりなのか?」と思ったほど、花を咲かせなくなってしまっていたのです。そしてあの時、ハトが少しずつ枝を運んで巣作りに専念中でいたとはつゆ知らず。

いつ頃からか、窓越しに「ポロッポー」とよく耳にする様になった。「ウルサイ鳩だなあ」と思っていたが、特別対策をしたわけではありませんでした。ちょっと音を出して驚かせたりするぐらいです。今思うと、安全かどうか確認していたんでしょうね。気づいた時には、遅かった。1羽の鳩が、プランターのスミレの上にどっしりと我が物顔で陣取っているではありませんか。そして、窓越しにベランダを見ると、こっちを威嚇し始めたのです。鳩の威嚇の仕方見たことありますか?身体をブワッっと風船のように膨らまし、全身の羽を逆立て、目を真っ赤にして睨みつけます。鳩ってこんなにも怖い鳥だったのかと感じました。

どうしてうちのベランダに巣を作ろうとしたのだろうか。鳩について検索。

「ハトは「しつこく、執着度の高い鳥
ハトは目的に場所へ行く場合、一旦手前で安全を確認してから移動する習性があります。
例えば行きたいベランダがある場合のハトの行動パターン・・・まずベランダが見える反対側の建物の屋上や電線の上などで様子を見ます。ベランダと同じ高さの正面にハト止まっている状態は要注意です。(近くに高い建物が無い場合には、その建物の屋上から様子を見る事もあります。)
近くに行って安全かを確認します。ベランダの中には入らず、手摺りにだけいつも止まるケースは飛行の動線パターンで止まっているハトで、手摺りが休憩場所になっています。ベランダの中に入ってくる目的は主に「巣を作る為」か「寝床にする為」で、放置すると住み着いてしまい重度のハト害に発展します。」

家で起こった事件を、同僚に話すと、「私知ってるわよ、ハトはとっても執念深いの。ベランダに巣を作り、卵を産んだから、卵をベランダから捨ててやったら、ハトの糞の逆襲を受けたわ。窓ガラスに糞をひっかけられたの。だから、すぐ追い出しなさいよ。」と興奮気味で話し始めた。家に帰って窓越しに鳩を観察。気になったことが1点。「鳩の夫婦は仲が良い、夫婦で卵を暖める」と書いてあったのを思い出す。「相手方の鳩をみたことがないかも、、、」もしかすると、母子家庭?そう思うと、なんだか自分と重なった。そして、目にした2つの卵。やっぱり、追い出すことなど出来ないと確信したのです。馬鹿みたいに鳩に語り掛けたのを思い出す。「子鳩が巣立つまでここにいてもいさせてあげる。だけど、餌はやらないから自分で探して。それと、汚くしないでね。」理解をしてくれたのか、母鳩は、ベランダに糞を落とすことなくきれいに使ってくれたんです。無事、雛がかえり、またそこで窓越しに「おめでとう。よく頑張ったね」と声援をおくりましたっけ。→私、馬鹿です。

だけど、母鳩よ。ちょっと無神経すぎないか?子鳩達を残し、何処へ行ってしまったのやら。忽然と消えてしまったのです。「おいおい、私は餌はあげないよ」とちょっと心配しながら、窓から子鳩達を覗くと、恐怖の糞の嵐。しつけが悪いったらないわ。それから下に新聞をひいて、子鳩の巣立つ日を夢見てカウントダウン。お正月の歌ではないが、「あといくつ寝ると巣立ちの日~、、、」

子鳩達の巣立ちはあっという間でした。卵が雛となり、巣立っていくまでそんなにかからなかったから、寿命も短いのか、と思いまたもや検索。すると、「鳩の寿命は通常10年、長生きの鳩で、20年」驚いたのが、年に5~6回は卵を産むこと。随分な繁殖力ですこと。それからの掃除は大変でした。そして、プランターをどうするかとっても迷いました。折角友人がくれたプランターを捨てるのをどうしてもできなかったのですが、悪臭となんらかの病原菌の繁殖が怖かったので処分することに決めました。

しそ栽培にてリベンジ

そして今年の夏、友人達ととセーヌ川でピクニックをしました。その時、無農薬農場をお持ちの方がいらっしゃって、しその苗木を頂きました。これが、ベランダでのしそ栽培の始まりです。「今年こそは鳩対策をしなければ、このしそを守れない。でも、無農薬か~。育ってくれるのだろうか。ちょっと心配だな~」ある友人に相談すると、「土を買って植え替えないとだめよ。」「土を買う?」田舎育ちの私には、土を買うなんて信じられませんでした。肥しは買わずともあるもの、土は庭に出ればあったし。早速、週末に、Bricoramaのガーデニングコーナーへ行ってみた。新しいプランターも早速購入。土?すると1種類しかなかったので、一番小さい1キロの袋を選びました。「しその苗木だけでは、寂しいから栽培に簡単なプチトマトでも買うか」と苗木を探したら、半分枯れているトマトばかり。そんなのを売れるこのフランスの神経がわからない。種のコナーへ行き、「家で食べそうな野菜で、簡単にできそうなのは?と思い選んだのが、あさつき」初挑戦。1袋、1.5€とかなり安かったので手に入れることにしました。プランターの3分の1は、しそさんスペースに、残りはアサツキ用と分けて育てる事にし、栽培開始。「しその葉は定期的に摘んであげないと、下の葉が影になって育たなくなるから気をつけて。それと、手ではなくハサミを使って葉を積んだ方がいいよ」と友人のアドバイスを受け、その通りに栽培すること、2ヶ月。ワサワサと茂る様にしそさんが成長し続けてます。ヤッター、かなりの達成感。茎もしっかり太くなりました。こんなにも大きくなってくれるとは思いませんでした。しかし、困ったことが起きましたよ。沢山の葉をつけてくれてます、わたしのしそさん、食するのは私だけ。子供達は、食べてくれないのです。。。私も、当初とは匂いがきついしそをどうしても好きになれなかったのですが、身体にいいし、折角頂いてここまで育ったしそを食べない手はないぞって思って一口。結構美味しんだと感じました。味覚が変わったかな?
そこで、しその栄養を知りたくなり、検索。参考にしたいと思ったサイトをみつけたので、ご紹介します。

私が声を大にしてお知らせしたいのが、ハトよけ対策法。鳩の天敵はなんだろうか?と考え、ヘビ ~>゜)~~~
そう言えば、「ヘビのおもちゃがあった様な気がする~」と子供達のおもちゃ箱へ直行。見つけましたよ。ヘビのおもちゃ。何処のおじさんが子供たちに買ってくれたのかは不明ですが、ここで役に立ってくれるとは考えませんでしたよ。早速プランターの端に巻き付けてみました。それから、鳩は一羽も寄り付きません。反対側の建物の屋上にはたくさん止まっているのが見えますけどね~。
隣に植えたアサツキも成長し、そろそろ食べごろです。

まとめ

ハト対策を、考えた時、天敵は何かを考え、思いついた方法です。風が吹くと、ヘビのしっぽが風に揺れているし、
生きているように思えるようですよ。

皆さんも試してみてください。